この記事ではジグソーパズルを組むときのコツを紹介します。
- 完成までの具体的な手順が分かるようになります。
- 完成のために知っておくべき知識が手に入ります。
知っていれば、パズルを組む効率が格段によくなります。
「今パズルを組んでるけど、これ以上どうしたらいいか分からない…」といった悩みも解決できるかと思います。
完成までの具体的な手順
手順は、大きく分けると3つです。
- とにかく外枠を完成させる
- 絵柄ごとに組んでいく
- 残りの部分を埋めていく
ちなみに、額縁に入れて飾るつもりなら、額縁の裏板(厚紙)の上で組んでしまうのが楽でおすすめです。
実際にパズルを買って、組んで、額縁に飾るまでの流れを記事にしたのがこちら。
とにかく外枠を完成させる
まずは外枠ピースと内側ピースに分けましょう。
何でもいいので箱があると便利です。紛失防止にもなります。
外枠ピースとは、こんな感じで1辺(または2辺)がまっすぐなピースのことです。
2辺がまっすぐなピースは全部で4つだけです。
これはパズル全体の4つの角になる部分で、目印として最も分かりやすいピースです。
内側ピースは逆で、まっすぐな辺がないピースのことです。
外枠ピースと内側ピースに分けたら、外枠ピースだけでまずは外枠を完成させましょう。
こんな感じになるかと思います。
絵柄ごとに組んでいく
外枠が完成したら、内側を組んでいきます。
まずは絵柄や色で分けられるものを分けてしまいましょう。
たとえば、空の絵柄、海の絵柄、街並みの絵柄…などの大まかなグループに分ける感じです。
分けたら組めそうな絵柄から組んでいきましょう。
こんな感じです。
残りの部分を埋めていく
組めそうな絵柄を組んでいくと、全体の3分の1くらいは埋まると思います。
あとは残りのピースを少しづつ埋めていけば完成です!
とはいえ、ここから先の作業で詰まってしまう人、結構いるんじゃないかと思います。
というのも、ここまで組めずに残ったピースというのは「絵柄だけで判別できなかった部分」だからです。
つまり、絵柄だけで判別できない「難易度が高い」ピースが必然的に残るわけです。
このあたりのコツを詳しく説明します。
完成のために知っておくべき知識
絵柄だけではどうにもならなくなった場合は「ピースの形」を判断材料にします。
この3つのポイントさえ押さえておけば、完成までに迷うことが少なくなるでしょう。
- ピースの形の種類
- 種類ごとの割合
- 隣り合う辺の凹凸(でこぼこ)の法則
ピースの形の種類
【外側ピース】
まっすぐな辺があるピースです。
【内側ピース(亀型)】
凸×2、凹×2で、凸凹が隣合わない。
なんとなく亀っぽい形。
【内側ピース(人型)】
凸×1、凹×3、または、凸×3、凹×1
なんとなく人っぽい形。
【内側ピース(特殊)】
凸×4、または、凹×4
凸×2、凹×2で、凸凹が隣合う。
形の分類として、これだけ把握しておきましょう。
特に内側の「亀型、人型、特殊」の分類は覚えましょう。
種類ごとの割合
正確な割合は分かりませんが、108ピースのパズルを実際に数えてみました。
- 外側:38ピース(35%)
- 亀型:54ピース(50%)
- 人型:14ピース(13%)
- 特殊: 2ピース(2%)
感覚的にはピース数が増えてもそこまで割合は変わらない気がしてます。
大事なのは正確な数値ではなく、「亀型ピースが圧倒的に多い」ということです。
これを踏まえた効率的なやり方をご紹介します。
隣り合う辺の凹凸(でこぼこ)の法則
下の画像のように、隣り合う辺が両方とも凸(または両方とも凹)の空き場所がないか探してみましょう。
もしあれば、チャンスです。
なぜなら、ここには絶対に「亀型ピース」が入らないからです。
例えば、先ほど数えた108ピースのパズルなら
「亀型の54ピース分を試す必要がない場所」つまり、
「人型ピース(凸×3、凹×1)、特殊ピースの中に正解がある」
ということです。数にして9ピースくらいです。
この中から色合や似たような柄でも判別できれば、さらに精度が高くなります。
このように、総当たりで試す前に「亀型ピースを試さないで済む場所がないか」を探すだけで効率がだいぶ変わってきます。
まとめ
ジグソーパズルを組むときのコツについて、まとめると以下になります。
- 完成までの具体的な手順
- とにかく外枠を完成させる
- 絵柄ごとに組んでいく
- 残りの部分を埋めていく
- 完成のために知っておくべき知識
- ピースの形の種類
- 種類ごとの割合
- 隣り合う辺の凹凸(でこぼこ)の法則